(バブル入社組、14年目の宿命 ) / kojima


むかつく。すげーむかつく。この記事書いたやつ死ね。

「いま思えば、同期には勘違いなやつが多い。僕だって、早稲田出身で、いい会社に入って、東大に追いついたって喜んでいましたからね」
 転職先は大学時代の先輩が社長をしていたITベンチャー企業。「営業部長」の肩書で一念発起して再出発したが、ITバブル崩壊で社員は散り散りになった。
 以後、採用の面接を試みているものの、「引く手あまたの自分」はもうそこにはいなかった。
 泥水をすすってきたつもりの営業経験も、証券会社の営業とは比べものにならないくらい甘いと悟った。
 「だぶついているんだよ、この世代は。プライドだけ高くてさ。それにあなた、目つき悪いよ」
 こんなイヤミを言った面接官は、自分よりおそらく年下だったに違いない。