イギリスで,またゲームと犯罪の関係が話題に (HotGamesNow) / yokoyama


"Murder by Playstation"(PlayStationによる殺人)
というフレーズが気に入った。

イギリスの中部にあるLeicesterで現地時間の7月27日,町の公園において,17歳の少年が14歳の少年をハンマーで殴りつけ,ナイフで刺し殺すという事件が発生した。事件を起こした少年が,PlayStation2のアクションゲーム「Manhunt」をプレイしていたということから,暴力的な内容のゲームが青少年に与える影響という話にまで発展し,イギリスで大きな話題を呼んでいる
 事件発生当日のイギリスの新聞では,"Murder by Playstation"(PlayStationによる殺人)などという見出しで大々的に報じられたようで,被害にあった少年の母親は,加害者の少年に対し"ゲームに取り付かれた"と非難し,暴力的なゲームの販売を取りやめる事を訴えている。
 加害者の少年は警察での取り調べに対し,最初は殺すつもりはなかったが,血を見て気が変わり何回も殴りつけたと供述している。
 この事件を受け,イギリス最大手の電化製品チェーン店Dixonsは,店頭から「Manhunt」を撤去し,販売を取りやめた。

 アクションゲーム「Manhunt」は,そのタイトルどおり"人狩り"を目的としたゲームで,あまりの暴力性の高さにニュージーランドで発売禁止になるなど,発売当初から多くの話題を振りまいていたゲーム。